エビワラーの元ネタは誰?海老原博幸との関係・名前の由来を解説

第1世代(カントー)

「エビワラーって、海老原博幸さんが元なのかな?」

「ジャッキー・チェンの名前も出てくるのは、どうしてなんだろう?」

ボクシングのような姿からは海老原博幸さんとの関係が考えられますが、英語名には別の人物が関わっています。Hitmonchan(ヒットモンチャン)はジャッキー・チェンにちなんだ名前で、日本名の候補と分けて見ると話がつながります。

連続パンチや三分ごとの休憩など、公式設定にもボクシングとの共通点があります。人物の名前だけでなく戦い方も比べながら、どこまで由来が確認できるのか詳しく紹介します。

先に結論

  • 日本名の候補:海老原博幸さん説が有力
  • 英語名の由来:ジャッキー・チェンにちなむ命名
  • 公式設定:連続パンチや3分ごとの休憩がボクシングと重なる

エビワラーの日本名の元ネタは海老原博幸さん説が有力

エビワラーは公式図鑑で「パンチポケモン」に分類され、左右のコンビネーションパンチからストレートを放つと説明されています。さらに、3分間戦うとひと休みする設定もあり、ボクシングを強く思わせるポケモンです。

では、日本名の「エビワラー」は、誰の名前が元になっているのか。ここで有力なのが、元世界フライ級王者の海老原博幸さんです。

海老原博幸さんとのつながり

海老原博幸さんが元ネタと噂される理由

  • 名前:「エビワラー」と「海老原」の響きがよく似ている
  • 共通点:エビワラーはパンチ中心、海老原さんはプロボクサー
  • 海外での紹介:ポケモン百科事典のバルバペディアや海外ゲームメディアのニンテンドーライフでも、海老原さんとの関係が紹介されている
  • 根拠は?:公式発表やスタッフのインタビューなどで、海老原さんが名前の元ネタだと説明されたことは確認できない

名前の響きだけでなく、エビワラー自身がボクシングを思わせるため、海老原さんが日本名の元になったという説は有力と考えられます。

海老原博幸さんを「公式モデル」とは断定できません。日本名の元ネタとして有力な説と見るのがよさそうです。

海老原博幸さんはどんなボクサー?

海老原博幸さんは、日本を代表するフライ級の世界王者の一人です。

日本プロボクシング協会の歴代世界チャンピオン一覧では、海老原さんが1963年に世界フライ級王者となったことが分かります。

王座を認定したのは、世界ボクシング協会(WBA/ダブリュー・ビー・エー)と世界ボクシング評議会(WBC/ダブリュー・ビー・シー)です。1969年には、WBAの世界フライ級王座に再び就いています。

海老原博幸さんはこんなボクサー

  • 1963年:WBA(ダブリュー・ビー・エー)・WBC(ダブリュー・ビー・シー)の世界フライ級王座を獲得
  • 1969年:WBA(ダブリュー・ビー・エー)の世界フライ級王座を再び獲得
  • 有名なパンチ:鋭い左ストレートは「カミソリパンチ」と呼ばれた
  • 1963年の世界戦:ポーン・キングピッチを1ラウンドでKO(ケーオー、ノックアウト)して王座を獲得

ボクシング専門メディアの「ボクシングニュース」や日刊スポーツの記事でも、海老原さんは「カミソリパンチ」で知られた強打者として紹介されています。

パンチが強かった海老原さんのイメージは、エビワラーと重ねて見たくなるポイントです。

ただし、「カミソリパンチ」や構えまで取り入れた説明は未確認です。そこまで結びつけるのは、あくまで想像の範囲です。

日本名と英語名では、名前の元になった人物が違うんだね。
日本名の海老原博幸さん説は有力ですが、公式の命名説明は未確認です。

公式設定にもボクシングらしさがたくさんある

海老原さんとの名前のつながりとは別に、エビワラーがボクシングを思わせること自体は公式設定からよく分かります。

公式設定 内容
分類 「パンチポケモン」
特性 「てつのこぶし」でパンチ技の威力が上がる
攻撃 左右のコンビネーションパンチからストレートを放つ
休憩 3分間戦うとひと休みして呼吸と気持ちを整える
過去の図鑑文 「プロボクサーの魂がのり移っている」と表現される

特に分かりやすいのが「3分間戦うとひと休み」という設定です。日本ボクシングコミッション(JBC/ジェー・ビー・シー)によると、男子ボクシングは1ラウンド3分で、ラウンド間に1分の休憩を入れます。

エビワラーにも本物のボクシングと同じ「3分」が使われています。パンチだけでなく、試合時間を思わせる設定まで入っているのが特徴です。

サワムラーとの元ネタ・名前の違い

エビワラーと一緒に語られやすいのが、No.0106のサワムラーです。初代から対になるように登場し、現在はどちらもバルキーから進化します。

2匹は、パンチとキックだけでなく、日本名・英語名と実在人物の関係を比べると違いが分かりやすくなります。

比較ポイント 2匹の違い
戦い方 エビワラーはパンチ中心/サワムラーはキック中心
日本名 エビワラーは海老原博幸さん説、サワムラーは沢村忠さん説が有力
英語名 Hitmonchan(ヒットモンチャン)/Hitmonlee(Hitmonlee(ヒットモンリー))
英語名の人物 Hitmonchan(ヒットモンチャン)はジャッキー・チェン/Hitmonlee(ヒットモンリー)はブルース・リー

沢村忠さんは「キックの鬼」と呼ばれた昭和のキックボクシング界のスターです。サワムラーのキック中心の設定と合わせると、エビワラーとの対比がより分かりやすくなります。

日本名はどちらも実在の格闘家に由来するという説が有力です。一方、英語名はジャッキー・チェン/ブルース・リーにちなんでいます。

2匹を並べると、パンチとキックの対比だけでなく、名前の付け方にも対になるような面白さがあります。

英語名Hitmonchan(ヒットモンチャン)の由来はジャッキー・チェン

エビワラーの英語名は、Hitmonchan(ヒットモンチャン)です。こちらは日本名より、名前の由来をはっきり確認できます。

この由来を紹介しているのが、Daniel Dockery(ダニエル・ドッカリー)さんの本『Monster Kids(モンスター・キッズ)』です。

本には、初代ポケモンの英語版で名前づけに関わったBill Giese(ビル・ギース)さんの話が紹介されています。

本の中では、ビル・ギースさんがHitmonchan(ヒットモンチャン)をジャッキー・チェンにちなんで命名し、Hitmonlee(ヒットモンリー)をブルース・リーにちなんで名づけたことが紹介されています。

米国のニュース誌TIME(タイム)が1999年に掲載した記事でも、Hitmonchan(ヒットモンチャン)とHitmonlee(ヒットモンリー)はジャッキー・チェンとブルース・リーにちなんだ名前として紹介されています。

Hitmonchan(ヒットモンチャン)の名前で分かること

  • チャン:ジャッキー・チェンにちなんだことが確認できる
  • Hitmonlee(ヒットモンリー):ブルース・リーにちなんだことが確認できる
  • ヒットモン:hit(ヒット、打つ)+monster(モンスター、怪物)を合わせたのではないか、という見方がある

ビル・ギースさんの説明で確認できるのは、「チャン」がジャッキー・チェン、「リー」がブルース・リーから来ていることです。一方、「ヒットモン」部分の語源は同じ説明では確認できません。

つまり、日本名は有力説、英語名は人物由来を確認済みというように、2つの名前では根拠の強さが違います。

結局、エビワラーの元ネタ・モデルは何?

エビワラーについて出てくる「ボクシング」「海老原博幸さん」「ジャッキー・チェン」は、それぞれ役割が違います。

ボクシング・日本名・英語名の根拠

  • モチーフとして分かりやすいもの:パンチや3分の休憩などからボクシング
  • 日本名の元ネタ:海老原博幸さんが有力
  • 英語名の由来:ジャッキー・チェンにちなんだことが確認できる

エビワラーは、ボクシング設定+海老原博幸説+ジャッキー・チェン由来と整理すると分かりやすいポケモンです。

実在人物やスポーツとの関係があるほかのポケモンは、人物・スポーツ・文化がモチーフのポケモン一覧から確認できます。

第1世代の元ネタ記事を世代別に探したい場合は、第1世代(カントー)の元ネタ記事一覧も参考にしてください。

英語名のチャンは、ジャッキー・チェンから来ているんだね。
日本名の有力説と、英語名で確認できる由来を分けて読めます。

まとめ

エビワラーは「パンチポケモン」で、コンビネーションパンチやストレート、3分間戦うと休む設定など、ボクサーを思わせる特徴がそろっています。

日本名は海老原博幸さんが元になったという説が有力です。一方、英語名Hitmonchan(ヒットモンチャン)は、名前づけに関わった人の話からジャッキー・チェンにちなんだ名前だと分かっています。日本名と英語名で、関係する人物が違うところも面白いですね。

参考にしたページ・本

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