チコリータのモチーフは何?チコリ・恐竜モデル説と名前の由来を調査

第2世代(ジョウト)

「チコリータって植物なのかな、それとも恐竜なのかな?」

「頭の葉っぱはチコリから来ているんだろうか?」

大きな葉と四足の体を見ると、植物だけでも動物だけでも説明しにくいですよね。名前はチコリを思わせ、進化後まで続く体型には、首の長い恐竜の仲間と比べられる特徴があります。

ただし、チコリや特定の恐竜を公式モデルとした説明は確認されていません。香りを出す葉の設定や体つきを比べ、植物と恐竜の候補がそれぞれどこから考えられるのか紹介します。

先に結論

  • 植物の候補:名前との関連が強いチコリ
  • 動物の候補:首の長い恐竜である竜脚類
  • モデルの説明:特定の植物や恐竜を公式指定した説明は未確認

チコリータには植物と恐竜、両方の特徴がある?

チコリータのモチーフを一つだけに絞ろうとすると、少し分かりにくくなります。

公式設定では、頭に大きな葉を持つ「はっぱポケモン」です。名前はチコリという植物との関係が非常に強く、一方の体は四足動物のような形をしています。

そのため、植物要素と恐竜型の体を重ねたデザインと整理すると、名前・外見・公式設定を無理なく説明できます。

根拠を分けるとこうなります

  • 公式に確認できる:葉、甘い香り、日差し、くさタイプ
  • 非常に有力:チコリ+親しみを添える語尾という名前の説
  • 動物側の有力候補:竜脚類のような四足恐竜
  • 補足候補:ベルギーチコリ、洋ナシ、根菜など

チコリや恐竜を公式モデルとは断定できません。公式設定と、元ネタ・モデルの考察は分けて見る必要があります。

葉っぱと四足の体は、別々の手がかりとして見られるんだね。
葉や香りは公式設定で、チコリや恐竜との関係はそこから考える説です。

公式設定で確認できるのは「葉・香り・日差し」の植物要素

まず、考察ではなく公式に確認できる部分から見てみます。

公式設定 内容
分類 はっぱポケモン
タイプ くさ
頭の葉 ほのかに甘い香りを漂わせる
日差し 日差しを浴びることが大好き
葉の能力 過去の公式図鑑文では、周囲の温度や湿度を探ると説明される

葉は単なる飾りではなく、香りや周囲の感知に使う重要な器官として設定されています。

ただし、公式図鑑が示しているのは「植物らしい性質を持つポケモン」というところまでです。葉がチコリ由来という制作側の説明ではありません。

チコリータの名前はチコリに由来する?

チコリータの名前を考えるうえで、最も分かりやすい候補がchicory(チコリ、植物のチコリ)です。

チコリは実在するキク科の植物で、葉や根が食用に使われます。英国王立植物園キューの説明では、野生型は青い花を咲かせ、葉を食べるためのさまざまな栽培型があることも確認できます。

さらに、スペイン語の語尾-ita(イタ、小ささや親しみを表す接尾辞)も名前の候補です。言葉の研究でも、小ささを表す代表的な語尾とされ、親しみを添える働きもあります。

名前の組み合わせとして考えると

  • chicory(チコリ、植物のチコリ):名前の植物要素
  • -ita(イタ、小ささ・親しみを表すスペイン語の接尾辞):名前の語尾候補
  • Chikorita(チコリータ):「小さなチコリ」のような名前として解釈しやすい

海外の複数のポケモン資料でも、この組み合わせが名前の由来候補として挙げられています。

名前・くさタイプ・頭の葉がチコリ説を補強しています。

一方で、「チコリ+小ささや親しみを添えるスペイン語の語尾」という命名者の直接説明は未確認です。したがって、公式確定ではなく非常に有力な語源説として扱います。

ベルギーチコリも見た目の候補に挙げられる

チコリには、暗い場所で育てて白っぽい葉を密集させるベルギーチコリ(チコン)があります。キューの説明では、この栽培法によるチコリが19世紀のベルギーで市場に出たことが説明されています。

海外のポケモン百科事典では、このベルギーチコリもチコリータの外見候補として挙げられています。淡い色で丸みのある葉のかたまりは、たしかにチコリータの体を連想しやすい形です。

ただし、これは名前のチコリ説を補強する外見比較であり、ベルギーチコリが公式モデルとは未確認です。

チコリータは何の動物?竜脚類の恐竜説が有力

「チコリータは何の動物?」という疑問では、竜脚類が有力候補です。ブラキオサウルスやアパトサウルスのような、首の長い四足恐竜の仲間です。

ロンドン自然史博物館は、竜脚類の代表的な特徴を「四足で歩く」「長い首」「小さな頭」「長い尾」と説明しています。

チコリータは四足で、丸みのある胴体と尾を持ちます。さらに進化するとベイリーフ、メガニウムへと体が大きくなり、進化系全体で長い首が目立つようになります。

竜脚類と似ている点・違う点

  • 似ている:四足、丸みのある胴体、尾、進化後に目立つ長い首
  • 違う:チコリータ自身の首はまだ短く、頭も実在の竜脚類より大きく見える
  • 植物要素:頭の大きな葉や首のつぼみは恐竜だけでは説明できない

英語圏の利用者参加型ポケモン百科事典「バルバペディア」などでも、チコリータ系統を竜脚類に似た姿として扱っています。複数の場所で同じ比較が見られ、実在する竜脚類の体型とも重なるため、動物側では有力な候補と考えられます。

体型や進化後の姿は竜脚類と比べられますが、特定の恐竜を制作時のモデルにしたとする直接説明は未確認です。

洋ナシ・根菜説は補足候補として見るのがよい

チコリータには、ほかにも洋ナシや根菜に似ているという説があります。

海外のポケモン百科事典では、丸みのある胴体から洋ナシを外見候補に挙げる例があります。ただし、名前や公式設定までつながる材料は弱めです。

根菜についても、太い根のような胴体や頭の葉から連想することはできます。ただし、チコリ説や竜脚類説より強い材料は確認できませんでした。

候補ごとの共通点と違い

  • チコリ:名前・植物設定が重なるため非常に有力
  • 竜脚類:四足体型と進化系の姿から動物側の有力候補
  • ベルギーチコリ:チコリの一種として外見比較もできる補強候補
  • 洋ナシ・根菜:主に形の似方から出てくる補足説

「チコリータそっくり大根」がSNSで話題になったこともある

チコリータと根菜の関係では、元ネタ説とは別に面白い実例があります。

2014年、畑で採れた大根がチコリータにそっくりだとしてSNSで話題になり、ねとらぼは当時合計1万8000回を超えて拡散されたと報じました。

葉の生え方と根の曲がり方が偶然チコリータの姿を思わせた例です。

大根が似て話題になったことは、元ネタの証拠ではありません。

結局、チコリータの元ネタ・モデルは何?

チコリータは、「チコリか恐竜か」の二者択一で考えるより、役割を分けると分かりやすくなります。

植物・チコリ・恐竜型について分かっていること

  • 公式設定:葉・甘い香り・日差しなど植物性が明確
  • 名前の有力な由来:チコリ+小ささや親しみを添えるスペイン語の語尾
  • 動物側の有力候補:竜脚類のような四足恐竜
  • 外見の補足候補:ベルギーチコリ、洋ナシ、根菜
  • 公式モデル:特定の植物・恐竜を指した制作側の直接説明は未確認

チコリータは、チコリ要素+恐竜型の四足ボディを組み合わせたポケモンと考えるのが最も自然です。

動物モチーフのポケモンをもっと見たい場合は、動物がモチーフのポケモン一覧も参考にしてください。

植物や自然との関係から探したい場合は、植物が元ネタ・モチーフのポケモン一覧でまとめています。

第2世代の元ネタ記事を世代別に探す場合は、第2世代(ジョウト)の元ネタ記事一覧も確認できます。

名前はチコリ、体つきは恐竜という見方なら両立するんだね。
どちらも有力な候補ですが、制作側による具体的なモデル指定は未確認です。

まとめ

チコリータは「はっぱポケモン」で、頭の葉から甘い香りを出し、日差しを好むなど、植物らしい性質を持っています。名前には、チコリと、小ささや親しみを添えるスペイン語の語尾が関わるという説が有力です。

四足の体や、進化後の長い首には、竜脚類の恐竜を思わせる特徴もあります。チコリや恐竜を公式のモデルとする説明は確認できませんが、植物と恐竜、両方の特徴から比べると、姿と名前のつながりが見えてきます。

参考にしたページ

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